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レイカの水稻班日記

宜蘭小農食譜

- 水稻クラス 第 6 回

日期:(四月第三週開講)2023.4.15

天氣:陰

這天一如往常的也是前往田區。因為在田區的各個角落,散佈著鮮豔的粉紅色福壽螺的卵黏附在上面,所以我一直在不停地將它們徹底清除。

この日ももちろん、田んぼへ向かう。田んぼの至る所に鮮やかなピンク色をしたジャンボタニシの卵がくっついているから、私は目についたそれらをひたすら除去していく。

在遠處的曾文昌老師對我喊道:「Leica,把你腳下的雜草也拔掉吧。」我慌張地四處查看,但並沒有看到任何像雜草的東西。當我在那裡猶豫不決時,老師走到我這邊,顯得有些不耐煩。

他說:「看吧,這裡有稗草!」

老師指著我腳下從秧苗旁長出的植物說道。我和身旁的其他人都傾著頭。經過老師這麼一說,確實可以看出這些雜草和稻子好像有所不同。但是,我還是無法完全確信它是不是稻子。

遠くの方から曾(ゼン)先生が「レイカ、君の足元にある雑草も抜いてしまいなさい」と私に声をかけた。慌てて足元を見回したが、雑草らしきものは見当たらない。私がその場でおろおろしていると、先生がやれやれといった様子でこちらにやってきた。

「ほら、ここノビエ(野稗)があるだろう」

先生が足元に生えていた葉を指差して言った。私と、私の周りにいたみんなが首を傾げる。言われてみればそれは確かに稲とはどこか違って見えた。でも、かといって稲ではないという確信は持てない。

當我按照老師的指示拔起它時,它帶著一條非常長的根。就像目睹了所謂的「雜草的靈魂」一樣,我靜靜地屏住呼吸。它們與稻子不同,這種植物的根部是紅色的,這是它的特徵,但由於根部通常被泥土掩蓋看不見,只有在拔起時才能顯露它們真面目。

「分辨稻子和稗草有困難,該怎麼辦?!」

看到我們慌亂的樣子,老師笑了。「只要仔細觀察就能分辨出來啦。」老師教我們如何辨別稻子和稗草

先生に言われて引っこ抜けば、それはそれは長ーい根っこが付いてきた。いわゆる「雑草魂」を目の当たりにしたようで、私は静かに息を呑む。稲と違って根本が赤いのが特徴だが、その部分は普段泥に隠れて見えないので、引っこ抜いたときに初めてその正体が顕になる。

「稲とノビエの区別がつかない、どうしよう!」

焦った私たちを見て、先生が笑っている。「よーく見れば分かるよ」と、稲とノビエの見分け方を教えてくれた。

 

上圖:左邊是水稻,右邊是雜草。你分辨得出來嗎?

[ 稗草的特徵 ]

  • 根部呈現紅色
  • 葉片比稻子的葉片更深綠色
  • 葉片中央有白色的線條
  • 生長方式呈現蔓延狀
  • 葉片邊緣沒有細毛生長

我將稗草和稻子分別握在右手和左手,盯著它們觀察了一段時間。雖然靠近並仔細觀察可以確定它們之間的明顯差異,但我仍然不明白為什麼曾文倉老師能夠在超過十公尺遠的地方就能辨別出它們,這仍然是個謎。

「分辨稻子和稗草有困難,該怎麼辦?!」

〔ノビエの特徴〕

  • 根本が赤い
  • 葉は稲の葉よりも深い緑色をしている
  • 葉の中心に白い線がある
  • 広がるように生える
  • 葉の生え際に毛が生えていない(稲は生えている)

私は、右手にノビエ稲、左手に稲を持って、しばらくの間、彼らと睨めっこをした。こうして顔を近づけて見れば確かな違いはあれど、どうして曾(ゼン)先生が10メートル以上も離れた場所からそれを見分けることができたのかは、依然として謎のままだった。

「稲とノビエの区別がつかない、どうしよう!」

焦った私たちを見て、先生が笑っている。「よーく見れば分かるよ」と、稲とノビエの見分け方を教えてくれた。

幾天後,我獨自一人在我自己管理的田區裡進行除草工作。算是對這課堂學習到的知識的複習和實踐。

首先,我會觀察長在稻子與稻子之間植物,如果符合稗草的特徵,就開始將它們拔掉移除。每拔掉兩三株,我就感覺自己的經驗值增加了,感到有些高興

——この数日後、私は自身が管理している田んぼで一人、雑草除去をしていた。クラスで学んだことの復習と、実践。

まずは稲の列からはみ出しているものたちを観察し、それがノビエの特徴と一致すれば抜くことから始める。2本3本と抜く毎に、経験値が増えたような気がしてちょっと嬉しい。

當我意識到的時候,很神奇地,我竟然能夠奇妙地分辨出稗草和稻子。

雖然我並沒有發現特別的判別方法,但我的「稗草感應器」開始對某些植物反應出”那邊生長的植物有一種特殊氣味”的訊號。這讓我意外地依賴它

有時候,有些雜草會緊緊貼著稻子生長,單靠視覺很難確信它們的身份。無論如何,只要我的「稗草感應器」稍微有了反應,我就會將其拔掉。拔掉之後,我會先確認其根部是否呈現紅色。

「你看吧!」雖然這並不是什麼了不起的事情,但我不知怎麼地感到有點自豪。

自從參加了慢島生活的水稻課程以來,我開始感受到類似關於自己的個人的小成長。

そうして気付いた頃には、不思議とノビエと稲を判別できるようになっていた。

特に革新的な判別方法を見つけた訳ではないのだけれど、「あそこに生えているの、何か匂うぞ」と、私の“ノビエセンサー”が反応するようになった。これが意外と頼りになるのだ。

たまに稲に寄り添うようにして生えているものがあって、これは視覚だけではなかなか確信が持てない。とにかく少しでも私の“ノビエセンサー”が反応したら、引っこ抜く。引っこ抜いて、根本の赤色を確認する。

「ほらみたことか」

大したことではないのに、なんだか少し誇らしい気分になる。

水稲クラスに参加して以来、こうした自身の小さな成長を感じることが増えた

隨著年齡增長,「我好像知道的事情」變得越來越多,我不喜歡這種感覺。我為什麼不喜歡呢?因為當我懂了那些「原以為知道的事情」的時候,心中並沒有出現興奮感。「啊,我早就知道了!」這種一直裝作「自己早就懂了」的狀態卻一直在我心中不斷上演。

然而,當我來到這個地方以後,反而我會自然而然地說出「我不懂!」,並承認自己的無知。當從「不知道」轉變為「懂了」的時候,我的心裡會覺得更加踏實。

雖然這並不是什麼了不起的事情,但這樣些微的改變每次都讓我感到開心。

年をとるに連れて、「知ったつもり」が増えていくことが嫌だ。何が嫌なのかといえば、「知ったつもり」でいては、実際「分かった」ときに、心が弾まないこと。「ああ、どうせそんなことかと思っていた」なんて、知ったような気を装い続ける。

しかし、この場所に来れば、私は自ずと「知らない」を口にして、自身の無知を認めることができる。そしてそれが「分かる」に変わったとき、「前までは知らなかったことが、今は分かる」という事実が明確になる。

大したことではないけれど、その度にちょっぴり嬉しくなるのだ

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