日本九州見學之旅
豊緑園森本茶・綠和麻雀
「大家,從台灣走了很遠的路程,一定很累了吧,辛苦了。請進請進。」
我聽到了日高亞矢小姐的聲音,感到非常暖心。盡管這是我們第一次見面,但她的聲音彷彿是陪伴我自幼成長的溫暖大人。亞矢小姐身上散發一種親切的包容感。
「みなさん、遠いところからいらっしゃって、さぞお疲れでしょう。さあ、入って。」
日高亞矢さんの声を聞いて、私は心からホッとした。お会いしたのは、この日が初めてだというのに。例えるなら、私がまだ幼い頃に、傍であたたかく成長を見守ってくれていた大人たちのような。そんな、私たちをそっと包み込んでくれるような大きな心を、亞矢さんから感じた。
【綠和麻雀みどりとすずめ】的 LOGO是以 可愛的小麻雀 和 茶葉 為組合
店內展售在一個古老民宅似的空間中,映入眼簾的是包裝很可愛的商品擺滿了整個空間,不禁讓人覺得開心
可愛いすずめと茶葉がトレードマークの、豊緑園もりもっ茶の店【みどりとすずめ】。
古民家風の空間に、思わず顔が綻んでしまうような、可愛らしいデザインの商品が所狭しと並んでいる。
在【豊緑園森本茶・綠和麻雀】,所有產品都由設計師亞矢小姐親手設計。
亞矢小姐說「一個設計完成後,會接連不斷湧現出更多新產品的想法,是連自己無法阻止的。」
「一つデザインしたら、次から次へと新商品のアイデアが出てきて、歯止めが効かなくなるんです。」と、亞矢さん。
ここ、【豊緑園もりもっ茶・みどりとすずめ】の商品は、デザイナーの亞矢さんが全てを手がけている。
每個商品包裝都很有溫度
茶葉和麻雀的Logo很有質感的設計
她第一次來到宮崎是因為設計工作,當時她已經筋疲力盡於商業設計工作。在她認識了豊緑園森本茶之後,亞矢小姐覺得「為了我喜愛的森本茶,我要好好設計它。」,直至今天她一直專注於豊緑園森本茶的設計。
亞矢さんが最初に宮崎を訪れたのはデザインの仕事がきっかけだったが、その頃は商業的デザインの仕事に、神経をすり減らしていたそうだ。宮崎に来てから間もなくもりもっ茶を知り、「大好きなもりもっ茶のために、デザインがしたい。」と発起、その後現在に至るまで【豊緑園もりもっ茶】のデザインを手がけている。
穿過【綠和麻雀】的小庭院,亞矢小姐引導我們進入旁邊的小房子。入口處有一個用英語標示的TEA PAIRING SALON【茶LONE DE THE MORIMO茶】(茶席室・森本茶)
與之前的【綠和麻雀】的空間不同,這裡給人一種來到很有現代空間的聯想。
【みどりとすずめ】の小庭を抜け、すぐ隣にある建物に案内された。入り口には、TEA PAIRING SALON【茶LONE DE THE MORIMO茶】(サロン・ド・テ・もりもっ茶)という、英語表記のクリアプレート。
先程までいた【みどりとすずめ】とは違い、どこがモダンな空間を連想さ
TEA PAIRING SALON【茶LONE DE THE MORIMO茶】サロン・ド・テ・もりもっ茶
一進門,我看到了一個超出我想象的“和風結合現代”的空間
吧台上方掛著高度和形狀各不相同的玻璃杯,而我們正對面便能欣賞到美麗的綠色茶園和遠處的山脈
中に入ると、私の想像を超えた“和モダン空間”が、そこにはあった。ワインサロンならぬ、ティーサロン。
カウンター上には、高さや形の違ったグラスが吊り下げられていて、カウンター席からは綺麗な緑と、遠くの山々が眺められる。
當陽光透過窗戶灑在身上時,亞矢小姐熟練地泡茶。這是我人生中第一次用葡萄酒杯喝冷泡茶。用葡萄酒杯喝茶,讓茶香在鼻子前輕輕飄揚
窓から溢れる陽の光を浴びながら、亞矢さんが慣れた手つきで、お茶を淹れる。こうして冷茶をワイングラスで飲むのは、人生で初めてかもしれない。ワイングラスで飲むことで、鼻の先にお茶の香りがふわっと舞い上がってくる。
用紅酒杯來享受冷泡綠茶
喝到好茶很開心~
在櫃台後方協助的是ミキ小姐。她端著可愛的茶點供應給我們。
品嚐了在宮崎縣新富町用心種植的茶葉,和自製點心,再嚐到了不同種類的茶。
「啊,這真是多麼幸福啊。」
カウンター後ろの方でお手伝いをしていらっしゃるのは、ミキさん。愛らしい茶菓子たちをプレートに乗せて提供してくれる。
宮崎県新富町で心を込めて育てられたお茶を味わい、手作りのお菓子を口に運び、また違った種類のお茶を味わう。
「ああ、なんという幸せだろう。」
這位是ミキ小姐
提到“品茶”,我們可能會聯想到一種有點嚴肅的氛圍,但亞矢小姐和她的伙伴ミキ小姐的很自然舉止和語調,使我們不自覺地放鬆下來。
“お茶のペアリング”と言うと、少し堅い雰囲気を連想してしまうが、目の前にいる亞矢さんとミキさんの自然な立ち振る舞いや口調が、私たちの肩の力が抜けるよう、導いてくれる。
順便一提,我更喜歡 和菓子而不是 洋菓子。
ところで私は、洋菓子よりも、和菓子が好きだ。
如果問我為什麼,可能是因為我從小就習慣了 和菓子的味道。也或許是因為 和菓子是使用 日本當地食材製成的。如果是這樣,茶也是如此。喝進口咖啡也不錯,但在這片土地上種植的茶葉,應該更深刻地與我們產生聯繫。
なぜかと言われれば、それはきっと、小さい頃から親しんでいる味だから。もしかすると、和菓子は自身の育った場所、日本の食材が原料であることも、一つの要因なのかもしれない、なんて思った。
それなら、お茶だってそうだ。外国から輸入したコーヒーを飲むのもいいけれど、この地で育ったお茶は、もっと深いところで自分と繋がりがあるはず。
亞矢小姐通過空間設計、商品包裝和她親切的個性,傳達了多種微小但重要的信息。
儘管這是休息日,她還是熱情地歡迎我們,非常感謝。下次再來拜訪時,我們一定要嚐嚐抹茶大福和冰淇淋。
そんな些細で重要なことを、空間デザインやパッケージ、そのおおらかな人柄によって伝えてくれた亞矢さん。
この度は定休日にも関わらず、私たちを歓迎してくださり、ありがとうございました。
次回お伺いした際には、是非とも抹茶大福やアイスクリームもいただきたいと思います。
日高亞矢小姐的第三代農用包!